• 前のページへ
  • ページ上部へ
  • ホーム
  • 写真帖
  • 保存車両
  • 京成電鉄
  • 路面電車
  • 探訪
  • ブログ
  • 屋島ケーブル

    2019年8月訪問。

    屋島登山口と屋島山上を結ぶケーブルカー。2004年に休止、翌年に廃止となった。 現在、登山口側の駅舎は解体されており、ホームと車両、変電設備が残っている。保存に向けた取り組みは行われているようで2015年に錆落としと再塗装が行われた。ただし、その後の動きは見られず放置状態である。

    琴電屋島駅から北へ向かい、突き当たった建物の裏へ回ると乗り場が佇んでいる。

    錆びついた案内板。

    反対側へ回ってみよう。

    約800mで山上らしい。律儀にローマ字も書かれているが「TOZANGUCHI」で伝わるのか?

    奥を見ると何やら怪しい小屋がある。

    変電室のようだ。それにしては可愛らしい造りをしている。

    錆び固まったパンタグラフ。もう二度と電気が流れることはないだろう。

    さて、車両に乗り込もう。

    車両は少し傾いている。

    運転台は思っていたよりも簡素なものだった。

    車内はそれなりに綺麗な状態。ただ夏場なのでとにかく暑い。

    非冷房なので扇風機のみ。

    山側の運転台。本来連結するはずのなかった相方とくっつけられている。前面だけは現役時の塗装を保っているようだ。

    そろそろ降りて奥へ進んでみよう。2両繋げられているのでホームからははみ出した状態で停車している。

    車両を引っ張っていたケーブルは取り外されている。

    これは信号機だろうか。ここはもう二度と列車が走ることはない線路。

    線路は草が伸び放題だ。虫も集ってくる。

    残されたプーリーがケーブルカーの線路であったことを物語る。

    本当は登ってみたかったのだが...今回は大人しく撤退しよう。

    楽しかった。ありがとう。